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Dec 10, 2016

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日本JCAM AGRIが台中に初の海外工場を建設

日本一農業肥料メーカー ジェイカムアグリ株式会社は台湾のCoreMax(株)と提携し、台中にある子会社の天弘化学の1200坪敷地を賃貸し、台湾JCAMを設立しました。

ジェイカムアグリ株式会社社長(大衡一郎)は「 韓国、中国、東南アジアにおいて急速に拡大している被覆肥料の需要に対応するため、台湾台中市において建設を進めてきた海外で初めての生産工場を完成させ、2016年12月9日に竣工式を行いまし た。台湾JCAMの「被膜肥料」製品は1.2万トンの生産能力であり、台湾及び東南アジアへの販売を目指しグローバルに展開していきます。また、台湾JCAMの「被膜肥料」は90%を輸出し、10%を台湾国内で販売したい。」と強調した。

社長大衡一郎は「これにより、被覆肥料の安定した供給体制の構築および海外市場への販売拡大に取り組んでまいります。被覆肥料は、肥料成分を樹脂が主成分である材料で被覆したもので、肥料成分の溶出を作物の生育パ ターンに応じて適切にコントロールすることができる肥料です。そのため施肥の省力化と肥料成分の土 壌・地下水への流出を最小限に抑えることで環境負荷の低減を実現することができます。」強調した。これから台湾JCAMで採用する人材は現地採用し、3名の日本人駐在員と17名の台湾人従業員、合わせて20名の予定です。